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”使い込まれたものたち”は美しい

2013-03-12

LIFE

FBでお知り合いになったIさんの投稿で
気になるものがあって、興味がありますってコメントしたら
わざわざ東京から送っていただいたのがこれです

※大きくして見てくださいね
つなぐ通信  創刊号です

いわゆるフリーペーパーなんですが
私が今まで見てきたようなものではなく
ターゲットをシニア世代に絞り込み
クーポン券などのお得情報もないのが特徴です

フリーペーパーというよりも
書店で普通に売られているライフスタイルマガジンみたいで
押しつけがましい誌面はありません

取材&編集を丁寧にされていて
表紙の写真に代表されるんですが、とてもナチュラルで綺麗です
全ページに流れている空気感が統一されているので

この手のものにありがちな
興味のあるところの拾い読みが出来ません(笑)
何故なら全部のページを読みたくなるからです

これはターゲットを絞った効果だと思いますが
同じ時代を生きてきた世代としての共通の価値観
これが自然体で表現されているせいでしょうか?

フリーペーパーは読者からお金を戴かない代わりに
クライアントである企業からの広告費で成り立っています
全36ページのうち4ページ程が純広告

他に取材先とのタイアップ広告かも? って少し思ったのが数ページ
※これは私の主観ですので、普通に取材ページかも知れません
しかし、普通に見ていたら編集のページにしか見えません

その位、広告が前に出ていないので
採算的にはどうなのか?って思ってしまいますが
シニア世代へ向けてのフリーペーパーという性格を考えれば

露骨な広告は逆効果を生むことはあっても、プラスにはならない
ページを丹念に目を通した読者が
それぞれのページに出てくる人達の生き方に共感する

その延長線上で目にする広告
テレビでCMタイムになると急にチャンネルを替えたくなる
あれは、この高いCM料を払っているスポンサーはうちですよ!

みたいな押しつけがましさが感じられるからでしょうか?
企業としては当たり前の論理ですが
あえて強く主張しないのも、この世代には有効かも知れません

ここで中身はご紹介できませんが
使い込まれたものたちは美しい・・・
実に含蓄のあるキャッチです

最初に手にした時(購入)は単なる物
それを使いこなしていく中で経年劣化
しかし、これを長年使い込むことによって生まれる

独特な味わいや風合い
所有者である人間と、使われている物
これがコラボしながら、ものでありモノになっていく様

それを表現する言葉は、美しい
これで充分ですね

表紙の写真はお台所で使うふきんです
私は写真のナチュラルなイメージから
てっきり洗いざらしのシャツとかの洋服に見えました

ここからは創刊号の巻頭の言葉です

いいものを、つないでいく

今、わたしたちがするべき大事なことは
先人たちが築き、受け継がれてきた”大切な原点”を拾いあげ

それを次の世代に伝えること
「人・心・世代・命・文化」がつながることで、みんなが元気になる

「つなぐ通信」はそういう志と気概をもった人たちが集う
大人のマガジンです

3.11  この日を境にして
人々の価値観は変わったように思います
そんなことを再認識させていただいた内容でした

トラックバック&コメント

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コメント

  1. 伊藤 篤 より:

    小島さん♪いろいろとありがとうございます!
    文章を読ませていただいて、感動しております!
    編集長やつなぐ通信事務局のメンバーにも紹介させていただきます。これからも宜しくお願いいたします。

    • admin より:

      人口の多い東京だからこそできる誌面でもありますが
      こういった方向性を示すことが大切ですね
      みんな思っているんですが、口に出して言う場がない
      物事の本質を見極める大人の存在は重要です
      これは若い人も共感できると思いますので、是非とも続けてくださいね
      陰ながら応援しております

  2. 成田典子 より:

    『つなぐ通信』編集長の成田典子と申します。
    ブログでご紹介いただきましてありがとうございます。
    3月15日創刊の『つなぐ通信』が、皆様の心にどのように届くのか
    とてもどきどきしていましたが、
    私たちの想いをまるごと受け止めて頂き本当に感動しています。
    小島さまのブログの文章も本当に素晴らしいです!
    スタートの大きな励みとなりました。
    ありがとうございました。

    • admin より:

      はじめまして 小島です
      伊藤さんのお陰でステキなものを見せていただきました。
      私は東京に25歳から42歳まで居ましたので
      バブル~バブル後~停滞期等といろいろ経験してきました。
      私たちシニア世代が、もう一息頑張らなければいけない時代
      それが今だと思います。
      成田さんはじめスタッフの皆さんの思いが伝わってくる誌面でした。
      始めることも大変ですが、続けることは更に重要です。
      しかし、今こそこうして我々の世代が発信していくことが大切ですね
      本当は原発問題とか、抜き差しならない問題が山積していますが
      こうした人達を紹介して、心の繋がりを持つ事が求められています。
      ビジネスと、思いとのバランスを取るのが編集長の努めだと思いますが
      どうか成功されることを、心よりお祈りいたします。
      遠い所からですが、元都民として応援しています。


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