岐阜のウエディングドレス、タキシードの貸衣裳はドゥエ・ネガティボ

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余韻

2015-04-30

LIFE

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昨日の結婚式から一夜明けて、今朝も早起きして、娘夫婦を駅まで見送りに。

10分足らずの道のりの中、31年前の事を自然に思い出していた。
ジューンブライドがもてはやされた当時。
梅雨時特有のどんよりした天気だった事を鮮明に覚えている。

式場近くのホテルまで両親に迎えに来てもらい
当時の名古屋空港へと向かい、成田経由で南周りでヨーロッパへ。
行き先は、これもその頃の憧れのエーゲ海クルーズを含むギリシャへの旅。

あれから時は流れて今日は見送る立場に、何だか不思議な感覚。
31年という永い年月が経過しているのに、自分自身の想いは全く変わってない。
交差点で止まり、ルームミラーに映る白髪混じりの顔を見て
ふと今の自分に戻るのは、これもまた現実なのだろう。

4月から息子が社会人で家を出て、そして一ヶ月経たないで娘の嫁入り。
両方ともすごくおめでたいことだけど、二人同時に旅立つとは神様の悪戯か(笑)
いやいや悪戯ではなく、これは幸運の始まりだと思う。

しかし、それでもあれ程うるさかったリビングが、嘘のように静かな佇まいをみせるなんて・・
これも慣れたら自然になるのだろうと、変に言い聞かせてる自分が笑えてしまう。

新たなスタートは未知数だけど、
やがて訪れるであろう次の展開まで、暫し待機していようかなとも思う。
のんびり出来ないのが性分の自分。

そうだ!やる事いっぱいあったわ。
明日も朝からあちこち出掛けるし、のんびりしてる暇なんか全然無い。
自分自身の家族の結婚式を経験して、これからやるべき事がはっきり見えてきた様な気がする。

新郎新婦の希望。親御さんの想い。
そこに集う多くのゲストの方の温かい気持ち。

その全てを満たす事は不可能かも知れないけど、みんなの心を一つにする事は出来る。

それを私が携わっている分野でどこまでやっていけるのか?
いや、やり遂げなくてはいけない。
若い人の様に無限の時間は残されていないけど
一分一秒も無駄にすることなく、心を込めておつとめさせて頂こうと。

昨日のブーケを眺めながら、何だか心地よい余韻に浸っている夜。
明日からは早寝早起きにしようかな(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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