岐阜のウエディングドレス、タキシードの貸衣裳はドゥエ・ネガティボ

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いまだにこんな事が・・・

2011-07-26

LIFE

今日もニュースを見ていると
いろんな記事の中で気になるものが

スーツ全品半額 などとうたった広告で、割引条件の表示が不十分で消費者に誤解を与えたとして、消費者庁は26日、景品表示法違反(有利誤認)で、「洋服の青山」を展開する青山商事(広島県福山市)など紳士服チェーン5社に再発防止を命じる措置命令を出した。
 他に命令を受けたのは、コナカ(横浜市)、AOKI(同)、はるやま商事(岡山市)、フタタ(福岡市)。
 消費者庁によると、5社は2009年末~10年末にかけ、年末やボーナス期などのセールの際に、「スーツ・コート、全品半額」などとテレビCMや新聞の折り込みチラシで宣伝。しかし、実際には「高額商品は対象外」「チケット持参で1着のみ割引」などの条件があり、割り引きされる商品は全体の26~82%しかなかった。 

私が以前在籍したアパレル業界の記事です
ヤング系中心に商売していたので、ここに登場するお店は
親会社のほうで取引がありました

私が入社した30数年前は、それぞれの地方での
安売りの紳士服店に過ぎなかったお店が
郊外型の売り場展開から、急激に全国展開して
上場企業にまでなったのはご存じだと思います

今は上記の大手だけが残っていますが
15年前くらいまでは、この3~4倍以上のお店が
激烈な競争を繰り広げていました
バブルが弾け、リーマンショックを経て残ったのが大手です

それには大変な努力をされているので素晴らしい会社だと思います
しかし、未だにこのようなことを指摘されているのです
はっきり言って 昔からやっていることです

お客様も分かっている部分も多いのですが
今の時代、そんな小さな  

ごまかし もだめなんです
小手先でお客様を欺こうとしても、簡単には消費に結びつきません

紳士服に限らず、電機業界始め、郊外型で展開している
全国チェーンでは、多かれ少なかれ見受けられます

中国の話を昨日書きましたが
偽アップルストアほど、漫画チックではないけども
やっていることに大差はないのかなと・・・

ブライダル業界でも無いとは言いきれません
何故なら、他の業界と違いリピーターがいないので
不満や、クレームが個人のレベル以上に上がってこないのです

それにあぐらをかいて、あのお客様は特別で
有る意味 クレーマーだよ・・・って

片づけているような気がします
偉い人のコンサルティングを受けて、ビジネス書を読みふけっても
現場で起きている、小さな不満、疑問に向き合わない経営者が多すぎます

アオキインターナショナルの社長自ら、岐阜まで仕入れに来ていた当時
今と同じことが起きても、現場で速やかに対処していたはずです
考えようによっては、生真面目にやっていた大多数のお店が
このような商売方法に駆逐されたとも考えられます

正しいか、正しくないのか?
答えはないのかも知れませんが

お客様の為になるか、ならないかは
絶対に答えはあるはずです

しかし、それは企業にとって都合の悪いことであり
簡単に言うと、儲けに繋がらないことが多いのです

少なくとも、結婚式という人生一度きりの晴れ舞台に
関わるものとして、うそ、誤魔化しのない
当たり前のようで、当たり前でないことを
実直に続けていきたいと思います

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