岐阜のウエディングドレス、タキシードの貸衣裳はドゥエ・ネガティボ

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下町ロケット

2011-09-07

LIFE

最近本が読めてなかったのですが
直木賞を受賞した 池井戸潤 さんの

下町ロケット を読みました

かなり前に購入したのですが、実際に読み始めたのは先日からです
彼は岐阜県八百津市出身で、8月29日の中日新聞にも紹介されていました

慶応大学を出て、三菱銀行へ入行というエリート街道を歩みながら
7年で退職して、コンサル業の傍らビジネス書を手掛けて・・・とあります

お顔はお世辞にも美男子とは言えませんが・・・
(しかし、一度見たら忘れないインパクト)
登場人物を繊細に描いていて、どんどん引き込まれていきます

ビジネス書にありがちな、経営者の為だけだったり、啓発本的ではありません
社長の立場、出向してきた経理マンの立場、営業対研究開発の立場
そこに、関係企業の様々の人々の立場

主人公である社長目線が中心とはいえ、あらゆる角度から見た会社と個人を描いています
あまりにも登場人物が多いと、ストーリーが散漫になりがちなんですが
この本に限り、一本の道がまったくぶれない感じで描かれています
どの人物も生き生きとして、エゴなんかもむきだしなところもリアルな感じです

作者の実体験と、想像の織りなす傑作です

とても気になり、そして気にいったところが一か所

佃プライド ・・・・これは、実際に本を読んでみてください
誰が何と言おうと、曲げてはいけないのが

プライドです

これは、お高く留っているのではありません
永年に渡り築き上げていく、自分自身(会社)の基本なんです

いろんな事を教えられた本でした
大学生の息子に  絶対に読めよ  と言って渡しました
この先、実社会に出て巡りあう人々が描かれているはずですから

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