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今日は久々にこの手の映画を
今の時代に描き辛い、いわゆるヤクザ映画です。
役所広司、松坂桃李、江口洋介、竹ノ内豊・・・
この面々だけを想像すると、スマートなインテリヤクザの話かと
しかし、時代は昭和の終わりの昭和63年。
場所の設定は、やくざ映画の王道広島
R15なので、かなりキツイ描写がされているので
何方にもお勧めはしませんが、意外にもカップルが多かったように思いました。
やくざを経糸に、警察を緯糸に
そこに絡む多くの登場人物が、しっかりと描かれています。
物語の主役、役所広司と松坂桃李の関係性の変革も見もので
正義とは? 真実とは? 様々な角度から考えさせられます。
北野武のアウトレイジが、現代ヤクザを描きながら
極めて古典的な義理人情がらみの、ある意味コメディーにも観えるとしたら
孤狼の血はひと昔前の時代背景ながら
その実は、今の時代にも通じる、組織の隠蔽や矛盾を描いています。
個人的には役所広司が一番好きですが
松坂桃李の演技の中での、泥臭く進化していく姿に吸い込まれていきました。
ご興味のある方は、映画館へどうぞ
※あくまでもR15ですので、そこは注意してくださいね~
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