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今日は、今年初の映画を観てきました。
北海道在住だった鹿野靖明さんの実話を描いた映画です。
「体は不自由、心は自由!まっすぐに生きる彼がみんな大好きでした」
映画のキャッチですが、主人公の鹿野さんは
私と二つ違いの1959年生まれで、幼少の頃に筋ジストロフィーという難病に侵されて、映画で描いているのは1994年34歳から始まります。
難病、障碍者の実在の人物を映画化しているので
どのようなストーリーになるのか?
実話をベースにしていますが、ボランティアの高畑充希と三浦春馬が絡み、献身的なボランティアや、医療関係者、そして両親
それぞれの想いもありますが、この映画では大泉洋演じる鹿野さんの圧倒的な存在感が際立っています。
この役は大泉洋でないと出来ないのでは?と思われる程のはまり役。
劇中で何度も登場する公衆電話。
※今から25年前ですが、NTTドコモが設立されて2年。
1987年にIDO(現au)が携帯の発売を始めたので、1994年当時は持っていましたが、今では想像できないくらい高額で、まだまだ普及はしていない時代。ちなみにパシコンもMicrosoftのWindows95は翌年発売。
手紙も何度か登場しますが、僅か25年前ですが世の中アナログでした。
今やスマホでサクサクの情報も、当時は集めるのも人づてや書籍からの時代です。
アナログからデジタルへ
飛躍的に進化した情報機器ですが
大変残念なことに、難病の治療法は現在も確立されていません。
今では当たり前の駅のエレベーターや、介護などの社会保障も
障碍者の皆さんや、その保護者さん、支援者の方々の努力により格段に充実してきました。
※実際には様々な問題が山積みだと思いますが
この映画を通して、自分らしく生きることの大切さ
自分自身は生かされていることの感謝。
朝、目が覚めて、手足が動き、言葉が話せる
決して当たり前ではない日常を
有難く、精一杯生きていきたいものです。