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ゼクシィ11月号に掲載されました。
※今月のゼクシィのドレスページですが
実は掲載されているのは 私共 DUE NEGATIVO のみです。
※前月もそうでしたが
ここ数年、会場さんの掲載ページは大手企業のページが増えて
その反面、ゼクシィの広告を打たない・・・正確には 打てない式場さんも増加
そのうち何割かの式場さんは閉鎖や開店休業状態になっています。
ドレスページも最盛期の15年前くらいは、、東海ゼクシィでも20社くらいが掲載していて
今や、首都圏や関西版もドレスページは 激減 しています。
理由は? ドレスショップが減少しているのも原因ですが
実は本当の理由はそれではありません。
式場へ申し込みをされている人はご存知ですが、指定店や会場内のドレスショップを紹介されます。
これが紹介ならいいのですが・・・・実際には強制、又は半強制的に、そこの衣裳しか借りられないケースが多くなっています。
元々、式場さんには内部での商材(料理・飲料)など以外は、外部の提携業者に委託していることが多いのですが
※内製化といって、衣裳を始め、写真、ヘアメイクなどを自前で揃えている式場さんもあります。
ここ数年のハウスウエディングへの一極化から、大手企業への集中により、外部の業者さんは式場さんとの提携がないとお客様が来ない・・・
そんな矢先、思いがけないコロナ禍によって社会環境が様変わりして、式場を頂点とするブライダル業界も
旅行や、旅客、航空業界ほどではないにしろ、飲食店などのサービス業全般と共に苦境に陥っています。
そんな中、益々外部業者の式場さんへの依存が高まり、自前で広告を打って集客をすることが困難になっています。
しかし、それはあくまでもブライダル業界の都合であって、新郎新婦さまの希望や要望に寄り添ったものではありません。
衣裳に限って言えば、Instagramなどであふれる程のドレス画像を見つけても
提携するショップに置いてない、置いていても極わずか・・・・
これだけ世の中が情報で溢れているのに、ことブライダル業界に関しては以前より閉鎖的
適正な競争、お客様側から見れば、健全な選択肢が大きく阻害されているのが現実です。
コロナ禍は当分続きます。
こんな時代にあって、リアルな結婚式を挙げて頂ける新郎新婦様は正に 神様 です。
それなのに・・・・会社の都合=会社の利益 のみを追求する企業さんが
この業界では 素敵な式場 あこがれの会場 ともてはやされている現状に疑問を感じます。
セブンイレブンの24時間営業 問題も、ついに公正取引委員会が動き出しました
きっかけになったセブンイレブンのオーナーさんの評価の良し悪しは分りませんが
少なくとも 蟻の一穴 から世の中が動き出したのは間違いありません。
ブライダル業界の健全な発展を心から願う者として
今後とも、声を上げることを続けていきたいと思います。