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今日は仕事終わりに映画へ
平日の映画館=めちゃくちゃ人が少ないのが恒例ですが・・・
ご存知のように、鬼滅の刃なる映画が爆発的ヒットなので、かなりの人が
しかし、私が観たのは当然ですが鬼滅の刃ではなく
黒沢清監督の スパイの妻 劇場版
第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した作品でもあり、興味を持って鑑賞しました。
時代は1940年、戦争へと向かう中でのサスペンス
主演は蒼井優、その夫が高橋一生
蒼井優の演技力は定評がありますが、正直なところ高橋一生はあまり観たことがなく
しかし、独特な舞台のようなセリフ回しをメリハリのある発生で演じていて
コンフィデンスマンJPでは頼りない役の東出昌大も意外にはまり役。
昭和初期の街並み(NHKの韋駄天のセット)と共に、洋服の着こなしが完璧で
物語の全体を通して、とてもお洒落な感じがします。
※テーマは重苦しいのですが・・・
ストーリーは スパイの妻 という題名が
終始、表裏が クルクル と廻るので
最後のエンデングも、一瞬 物足りないような?
いやいや、これは十分計算し尽くされているエンデイング
観る側の人によって、どのようにも捉えられるような結末。
最後に一つ言えることは
あんな時代は二度と来てはいけないなと
そんなことを強く感じました。
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