先週末の熱海のニュースには心を痛めている方が多いかと思います。
四季折々の自然に恵まれている日本。
一方の側面としては、災害列島とも言えます。

地震（家屋倒壊、津波）、台風、豪雨（局地的豪雨による河川の氾濫、地滑り、土石流）、火山噴火（火山弾、降灰、火砕流）

しかも、ここ30年の間の大災害と呼べる自然災害も多く、東南海地震の発生も近い将来に予測されています。

今回の土石流が果たして自然災害なのか？
報道されているような、開発による盛土の流出→からの土石流を誘引の可能性はあるのか？

専門家による検証が行われるようですが、今現在も懸命な救出作業が行われているので
連絡の取れない方々の救出が少しでも早く行われる事を、心よりお祈りいたします。

昨日投開票された都議会選挙。
多くの地方に住む人にとっては関心が薄いのも致し方の無いことかも知れませんが・・・・
最終の投票率が　　４２％　　これは民主主義国家としてはいかがなものか？

選挙に行っても何も変わらない

そもそも、立候補者も知らない

選挙に一度も行ったことがない・・・・

棄権する意味そのものを理解しているのではなく、何となく興味がないだけで選挙に行かない人が大半でしょうか？

国によって、様々な国家体制がありますが、記憶に新しい香港の若者達の　　自由への抵抗
直近では、ミャンマーの内乱も頻繁に報道されています。

正常に正しい選挙の仕組みと、それを遂行できる民度がある。
これだけでも、とても大変なことであると同時に、日本の近代史の中でも、普通選挙の選挙権を持つことが出来たのも
先人たちの多大な努力と犠牲の賜物です。

ＮＨＫの大河ドラマ

青天を衝け　　　　で描かれている幕末から、明治維新の世の中。
多くの若者たちが、国家未来の為、そして、守るべき大切な家族の為に
一身を投げ打って、全身全霊でそれぞれの信じるところに向かって突き進みます。

中には、間違った方向に進む人たちもいますが、その純粋な情熱は共通の志を感じます。

日本を護るとか、世の中の為とか・・・・そんなに大きな事は出来ないかも知れませんが
ひとり一人が、最低限の権利行使と義務を果たすことが大切だと思います。

コロナ禍の中、人と会うことや、リアルに接触する機会が激減していますが・・・・

スマホ片手に、ネット（SNS・ズーム）だけの世界で話したり、主義主張を言い合うのではなく
生身の人間同士の間で、しっかりとした討議ができる事を忘れないようにしたいものです。