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スカッとした天候ではなかったのですが
気温はどんどん上昇して
やっと春の気配を感じた一日でした
昨日は久しぶりに名古屋で夜更かし
7~8年振りに再会したカメラマンさんと
いろんなアツい話をしました
実はその前のことにほとんど触れてなかったので
改めて、今日のブログで書いてみます
ブライダル業界の人達が集まる勉強会&懇親会
簡単にいうと、そんなところなんですが
私も初めて参加させていただいたので
前回までの雰囲気や
どんな方向性での集まりなのか
予備知識がゼロに近い状態でした
どの業界でもそうですが
特定の利害関係者が集まることは多く
講習会の場合も、スポンサーなどがつく場合が常です
しかし、この集まりは本当にボランティアな感じで
発起人の皆様が、ご苦労されて今日に至っています
常日頃ライバル関係にある人達が一堂に会し
ひとつのことに集中して勉強する
本来プロの集団であるはずですが
実際のところ、ブライダルのテリトリーは広く
知っているつもりでいても
実のところ深く掘り下げてみると
まったく知らなかったことに気付いた一日でした
何となく、見よう見まねで始めて
やがて熟練者となり一人前になる
どの業種でも最初からプロはいません
誰もが知っているようで、実は知らなかった
今日の講習は、神前式のすべてでした
私たちの世代の90%以上は神前式を経験してます
遥か昔の事で忘れてしまいましたが
その当時も意味など教えても頂いていないし
むしろ、その後の披露宴がメインみたいな感じでした
それは今の時代でも大差ありません
ただ、当時と違うのは仲人さんはなくなり
キリストの教会式や、人前式などと
挙式のスタイルそのものの多様化です
内容を語ると長くなりなり過ぎるので
この場では省略させていただきますが
講師の先生の話のなかで感銘を受けたことがひとつ
それは、ブライダル業界に対する危機感
新しい会場が出来たとか、ライバル店の動向がどうの
そんなことではありません
挙式そのものをやらないカップルが増えている
もちろん若い人達を犠牲にしている
今の経済状況も影響しているのですが
もっと足元を見れば
実はプロであるはずの、我々ブライダル業界にも責任があるのでは?
熾烈な競争に晒されているので
いつしか本当に見なくてはいけないお客様主義ではなく
知らず知らずに業界都合にはなってないか?
つい先日書いたブログの内容とも重なりますが
もっと単純に、そして優先的に取り組まなくてはいけないこと
どうして結婚式を挙げなくてはいけないのかの 意味
この意味が重要です
何故なら、意味のないことには誰も興味も持たないし
当然お金も使わなければ
そのために貴重な時間も消費しません
派手な広告合戦だけではなく
業界としてのまとまった提言が必要です
もっと言えば、この国の未来を見据えて
少子高齢化の暗澹たる未来を変えていかなくてはいけない
その基本にあるのが
男と女、そして家族です
個人の繁栄なくして、国の発展は望めません
決して政治的な主張ではなく
真剣に結婚、そして結婚式を考えていくことの
必要性を教えていただいたのが
今日の話から頂いた、自分なりの気づきです
父と娘、母と息子・・・ありとあらゆる人間関係があります
その絆を確認する場それが結婚であり、結婚式であるはずです
カップルだけで進めてしまうことの多い
今のブライダル事情
今一度、育ててくれた親や家族
お世話になった多数の人達
そんな人達に感謝を述べ
そして、夫婦として一本立ちしていく
大切な儀式であるはずです
最近の接客で心掛けていること
衣裳の説明や売り込み以前の問題として
お客様に衣裳選びの基本
何が大切なのかを、時間をかけてお話します
その思いを感じていただけて
なお且つ、私どもの商品を気にいっていただくまで
手間暇かけてお話をさせていただいています
昨日のお話で共感することが多く
自分としても、今のやり方を再確認することができ
なんだか勇気が湧いてくるような感覚でした
これからも信念を曲げることなく
ひとりひとりのお客様と向き合いたいと思います