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昨日の総選挙の結果はご存じだと思いますが
民主の圧勝から自民の圧勝へと
時の流れは速いものです
前回の下野を猛省して
自民党にはこの難局を乗り切って欲しいものです
少し気になったのが・・・安倍さん
2006 9月26日から翌年の同日
わずか366日の在任期間でした
その後の歴代の総理大臣がすべて1年前後で辞職
その流れを作ったのが安倍さんです
そして今回は二度目の登板
人生に於いてはやり直しとか、再出発は誰にもあります
しかし、一国の首相ですから
生半可な気持ちでは務まりません
今回は相当の決意を持っての再登板だと思います
野球の監督も二度目に結果を出す人もあるので
経験を生かせば良い方向に行く可能性もあります
ところでこんなに総理大臣がコロコロ変わるのは
最近の事かと思い、少し調べて見ると
127年の歴史の中で
95代62人の首相が誕生しています
単純平均で2年強
これを長いと見るか、短いと見るか
再登板の首相も調べると
初代 5代 7代 10代 伊藤博文
2代 5代 臨時代理 黒田清隆
3代 9代 山縣有朋
4代 6代 松方正義
10代 12代臨時代理 14代 西園寺光望
13代 15代 桂太郎
16代 22代 山本権兵衛
20代 29臨時代理 高橋是清
35代 28代 若槻禮次郎
45代 48代 吉田茂
ざっと見て10人の首相が再登板しています
もちろん、佐藤栄作とか小泉純一郎などの第何次内閣などの連続は含みません
因みに私が生まれたのが1957年 岸信介内閣です
そこから池田隼人の所得倍増
佐藤栄作沖縄返還~田中角栄日本列島改造 等と大物が続いていきます
子供の頃の記憶があるのは佐藤総理からですね
吉田茂が退任したのが1954年12月10日
それから58年振りの再登板の首相が誕生です
最初の頃は長州、薩摩などの明治維新の流れもあり
同じ人が何度も再登板しています
歴史には強くないので背景は分かりませんが
半世紀ぶりの総理大臣の再登板は意味があると思います
安倍さんが何を目指して、何を成し遂げるのか
それはこれからの問題ですが
一昔前の派閥政治の弊害も無くなりつつあるので
アメリカ型の大統領とは言いませんが
真のリーダーシップを発揮して欲しいものです
一度政権の座から落ちた自民党のセンセイ達も
くれぐれも私利私欲で多数決に走らない様に
同じ轍を踏めば、次の総選挙では逆転です
国際的にも不安定な政治状況が
どれだけ日本の地位を落としてきたことか
いろいろ揉めている隣国とも
基本は平和的に、しかし毅然たる態度が必要です
国連も、アメリカも日本を守ってはくれません
私たちの子供や孫の世代の為にも
それを支える大人世代の頑張りが必要です
今回は 何とかチルドレンが居ないのが
せめてもの救いですね(笑)