岐阜のウエディングドレス、タキシードの貸衣裳はドゥエ・ネガティボ

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ご相談

2013-01-28

LIFE

お客様が結婚式を挙げられるには
式場さんを中心として
様々な業者さんが複雑に絡んでいます

その中で衣裳に関係してくるのは
ヘアメイクさんと、ブーケを作られるお花屋さんでしょうか?

特にヘアメイクさんには挙式当日の着付けもしていただくので
衣裳と、メイクさんには密接な関係が必要です

しかし、現実的にはすべてを自前で揃えられている
式場さんは少なく、外から見たら一緒に見えても
外部の業者さんが入っているケースがほとんどです
もちろん、形態にはそんなに問題ありません

今日はこのシステムについてではなく
お客様(花嫁さん)の想いの伝達についてです

先日前撮りをされたお嫁さんのお母様から電話が入り
※因みに式場さんは衣裳をお持込させていただいているところです
「前撮りをしましたが、相談しながらと思ってましたが
あれよあれよと追い立てられ、慌ただしく撮影が終わりました
結果、ヘアメイクに不満と、不安が残り
このまま本番を迎えるのは心配でならない」

実はこの手のご相談はいつもではありませんが
しかし、すごく少ないということもありません
そのまま、不満を言えない方も多いと思います

いつもは、それでは不安でしょうから
ご担当のプランナーさんにお話しをされて
再度メイクの打ち合わせを希望されたらどうでしょうか?
と、いろんなアドバイスを差し上げて一件落着するんですが
今回は、どうしてもうちに来て
どうしたらいいのか教えて欲しいとのことでした

前撮りの前にメイクの打ち合わせをする会場さんもありますが
実際には、前撮りと並行してご要望を聞いていくスタイルが一般的です
従って、撮影のスケジュールもあり
余程、決まったヘアスタイルのある方か
少ないんですが、全てメイクさんにお任せの方
この場合はそれ程問題は出ないと思います

一般的には希望するヘアスタイルやイメージを
雑誌などを持参して説明するんですが
何しろ、カットサロンとは違いますから
どのように説明したらいいかも分からず

こんな風にお願いします・・・・くらいです
聞いたヘアメイクさんも初対面ですから
花嫁さんの普段のメイクや好みも事前に充分に知ることは難しく

もちろん、そのあたりをきめ細かくヒアリングして
その後に、何パターンかのイメージをご提案するところが多いと思います
それを丁寧にして頂ければ、殆んど問題は起きないと思いますが
どうしても、意志の疎通が計れないケースもあるようです
折角時間をかけてメイクリハサールをしたのに
その後、プランナーさんにクレームみたいに伝わるのは
正直に言って、ヘアメイクさんも気の毒です

私共の小物合わせ(アクセサリー決め)では
その後に行われるメイクリハーサルや
前撮りを意識して、可能な範疇でヘアスタイルをお作りします

もちろん、あくまで本格的なヘアメイクではなく
試着用に仕上げてるいる方法なので
本場とは手順もすべて違います

今回もその点を充分説明させて頂いたんですが
どうしても、再度教えて欲しいとのことでした
このお客様が要望されているのは
実はヘアスタイルそのものではなくて

どうしたら想いが伝わるのか・・・・
この一点に尽きると思いました
幸いにして、うちでの接客では
「いろんな提案をしていただき、結果として何が必要で
どうすれば良い見せ方ができるのか衣裳に関しては
段階を経て納得がいきました」 と言われました
しかし、いざ本番は衣裳+ヘアメイク+着付け
この一連の流れがスムーズに行かないと完成度は上がりません

実際、前撮りを終わってみて
試着時と着た感じが微妙に違っていることも多く
洋服と違い、着せ方一つで着心地に差が出ます
和装の着付けに専門の技術がいるように
洋装のドレスにも技術は必要です

ヘアメイクさんも、いろんな制約の中で
最高のものを要求されるので、ホントに大変なんです
一言で、雑誌のようにお願いします!

と言われても、髪質も長さも
お顔の輪郭も違うはずですから
雑誌そのものになることは至難の業です

それでも、事前にお客様のイメージやご要望が
ある程度届いていれば、随分違うはずです
ですから、小物合わせでは最低限のイメージをお作りして

そのカットを全身、正面、横のアップを撮ります
そして、光沢紙で二枚プリントアウトして
一枚は必ずヘアメイクさんに渡していただきます

これは提携先様はもちろんですが
提携外の式場さんも同様にしています
今日のお客様は、お知り合いにヘアメイクさんがいて

NEGATIVOさんの写真のままでお願いします
そんな花嫁さんも多いですよ~って言われたらしいです
うちは、先ほども書きましたが

あくまでも試着用にお作りしているので
本番はプロのヘアメイクさんにお願いしてくださいね~
と、必ず念を押しています

お客様が求めるのもは何か?
やはり信頼に基づいた安心感でしょうか?
経験のないことばかりの結婚式の準備

今一度、私達お世話させていただく側の人間が
プロとしての技術と共に
お客様の心の中に隠れているような
想いを引き出すのが最大の仕事ではないでしょうか?
その為には、私達業者の密接な関係と共に
切磋琢磨する関係が必要不可欠だと思います

仲間同士ではなく、プロとしてのチームです
同じ場所にいなくても
それぞれの持ち場で、完璧に仕事をする関係です

帰られていくお母さんと娘さん
メイクの再打合わせはまだですが
少なくとも、心の中の不安は無くなったような気がします

まだまだうちも力不足ですが
これからも、一人一人のお嫁さんに対して
親切丁寧にさせていただきたいと思います

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