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今日1月17日は阪神大震災から19年目です
登場37歳だった自分が今は56歳
あの日から、戦後日本の姿が大きく変わって来た様な気もします
壊れる事はあり得ない高速道路が崩れ
街のあちこちでビルが倒壊
そして、その後の大規模な火災で
多くの人々が犠牲になりました
そこに居るのに助け出せないという
地獄絵の様な光景
その日から被災者の方とは音信不通になることも多く
当時三宮の高架下のお取り引き先のお客様と
連絡が取れたのは、暫くしてからです
実は、その瞬間はイタリアに出張していて
時差も有り、テレビもそんなに見なかったので
遠い日本で何が起きているのかを知りませんでした
リサーチに出たブディック街の店の中で
店員さんが、慌てた感じで何か言ってきて
両手を広げで、激しく上下に動かす仕草
なんか尋常ではないと思って
ホテルに帰ってテレビをつけたら
そこには高速道路が真っ二つに折れた画が
映し出されていました
そして、サンフランシスコ大地震の映像も流れ
コレはどこの国の出来事か?
他のチャンネルと見てみると
やっぱりコレは日本なんだ!
ここで初めて事の重大性を知りました
その後は自宅に電話するものの
中々繋がらないので、余計に焦り
日本全体が崩壊してしまったのか?
何度かの後、やっと自宅に繋がり
状況を確認すると
関西地方ですごい地震が発生したらしい
あの日の報道を覚えている人も多いと思いますが
関西でも、淡路島と神戸周辺に被害が集中しており
大阪市内では、普通に出勤している人達
ですから、あれ程の大地震とは
到底想像出来ないのが普通でした
自宅 は東京、実家は岐阜
確かに直接の被害はなさそうだが
関西には多くの知人や、お取り引き先がある
一刻も早く帰国したいって思いましたが
仕事の都合もあるし、航空券も取れない
それからの4日間ほど、長く感じた事はありませんでした
帰国後に詳細を知れば知る程
あり得ない様な地震
しかも、地震が頻発していた関東ではなくて
ほとんど地震の起きてない関西
東北地震もその前に経験してますが
ホントに桁違いの被害に声も出ませんでした
あれから、多くの皆さんの大変な努力が実り
再び活気のある街を取り戻しました
しかし、その後に来る東日本大震災
これを誰が予想出来たでしょか?
こちらは、進まない復興に心を痛めます
地震国日本では、どこに住んでもリスクはある
地震だけでなくて、大型台風や竜巻
自然の脅威に対しては
ホントに無力であるのが分かりますが
常日頃忘れがちな備えを
今一度見直してみたいと思います
阪神大震災、東日本大震災などで
被害に遭われた多くの皆様
改めてお見舞い申し上げます
最後になりましたが
その日に生まれた赤ちゃんが19歳
亡くなる命もある中で
未来を担う新しい命に感謝です
そして、今日17日に誕生日を迎える
全ての人に
お誕生日おめでとうございます
何度も何度もお祝い出来るように
日本が安全で、幸せな国であります様に