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今日3月1日は全国的に高校の卒業式
FACEBOOKを見てると
朝から我が子の卒業式の投稿が目立ちました
もちろん、目にした投稿には必ず
卒業おめでとうございます!
ってコメントを入れさせて頂きました
そんな中、夕方に目にした投稿に目が止まりました
それは一人の高校生の子どもを持つお母さんの投稿でした
そのお子さんが卒業したのは特別支援学校という学校でした
小学校入学時の12年前当時では
医療的ケアが必要なお子さんを受け入れる環境が無く
訪問教育というスタイルしかない
しかし、それではみんなと一緒に学校生活を送る事は出来ない
常時付き添いを条件に通学が認められて
そこから、お母さんとお子さんと挑戦が始まりました
病院の先生や、学校の先生の理解と協力を頂き
学校に通うこと・・・
普通なら当たり前の事であるのに
その当たり前の事を強い信念の元
我が子だけでなく、他の重い病気を持つ子の為にも
とても一言では語れない努力を続けられ
その後、3年生からは毎日通う事も可能になり
公共交通機関にも乗ってお出掛けしたり
体育祭、そして修学旅行も
多くの人に助けられながらも
12年間に渡り二人三脚で頑張ってきました
そして今日、卒業の日を迎えました
私などが感想を述べたりすることは出来ません
想像を絶する苦労があったと思うからです
大変だったけど、決してこの子は不幸ではない
この言葉に強い決意と大きな愛情を感じます
命を生きると書かれた銅像が
特別支援学校のシンボル
その通りに生きてこられた
そう胸を張って言える12年でした
深く私の心にも刻まれたお母さんの言葉
今日2014年3月1日
私にとっても忘れられない卒業式になりました
今日で学校は卒業したけれど
お母さんとお子さんの未来は
始まったばかりですね
ご卒業おめでとうございます