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返品交換っていうと物騒な話しですが、高島屋さんのとあるテナントでの出来事。
購入したアクセサリーに不備があり、多少腹を立てて行く前に電話。
担当者が席を外して居たので、お店で待機してから売場へ。
第一声が
「先日ご購入頂いたお客様ですね」
当たり前ですが、しっかりと担当者に伝わっていた事で一安心。
それで事情を話すと、言い訳をするのではなく
「最初にこちらの説明不足でご迷惑をおかけしました」
事実、説明されていれば起こらなかったことですが
商品の一部が紛失してしまい、かなり気分が悪いので返品しようかと。
こちら側が無くしてしまったせいで、返金が無い場合も想定して
その時はお金は要らないから置いて帰るつもりでしたが
物腰の柔らかい対応と、販売員さんが独断で売場の他の物と差し替え。
恐らくですが、部品の一部を取ってしまうと
その商品も売れなくなるので、一旦誰かの判断を仰ぐのが通常。
その電光石火の早業に少しあっけにとられ、想像していた対応とは間逆な対応に出会い。
「はい、それで結構です」
結果としては正直、元の通りにして欲しいって気持ちが強かったのですが
素早い対応に若干元通りでは無かったものの、これでもいいかな?
「お時間を頂戴して再度お直ししてお渡しさせていただきますので、いつでもお持ちください」
との一言も付け加えられて。
これほど完璧なクレーム対応は無いと感じた瞬間でした。
同じ接客業をする者として気持ちの良い対応に
「ありがとうございました」
って売り場を後にしました。
帰りにはウキウキ気分になったのは言うまでもありません。