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今日は話題の映画
万引き家族を観てきました。
ご存知のようにカンヌでパルムドール受賞した
是枝裕和監督先品です。
原作、脚本、監督、編集をすべて是枝監督がこなしていますが
随所に、現代の様々な社会問題が描かれています。
作品のタイトル 万引き家族
家族から疎外された人々が(子供を含む)
特殊な形の家族を形成して、肩を寄せて暮らしていきます。
軽犯罪を重ねながら、家族の繋がりやそれぞれの家族の一員の複雑な想い
子役から、主役、ベテラン俳優に至るまで
演技力が申し分なく、どのシーンにもスクリーンに引き付けられます。
ここ数日の痛ましい事件が、リアルに報道されていたこともあり
物語と多少オーバーラップする場面もあって
ラストシーンに代表されるように、解決の糸口が見えない問題も多く
観終わって、面白かったとか、感動したとか・・・
単純に表現できないのですが、ずしりと心に響く作品です。
家族、いろんなカタチがあるのが家族。
是非とも、劇場でご覧になって観てください。