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今日は、今年初の映画を観てきました。
タイトルは先週末に封切りされたばかりの
東野圭吾の新参者シリーズの完結編。
主人公の阿部寛演じる加賀恭一郎の
生い立ちに深く関わっているサスペンスであり
物語の中心に流れる人生模様。
登場人物が有名俳優、女優さんばかりですが
それぞれが、役どころに合った演技を見せていて
2時間の上映時間の間、1秒も寝る暇がありません(笑)
唯一、少し違和感があったのは春風亭昇太さんですが・・・・
シーンの所々にリアルな映像がある分
この人が登場すると、少し和む感じになるのは狙いかも?
映画なので、多少現実離れしたストーリーがあるのですが
今の世の中、小説やドラマよりも現実社会の方が過激な事件が多く
そうやって観ていると、むしろリアリティーがあるように感じます。
今は1100円で観られるので、二人合わせて2200円
これで楽しめる娯楽は他にありませんよね~
今年も、沢山の映画を観たいと思います。
今日は仕事終わりに
久々の洋画を観てきました。
封切りされたばかりの ザ・サークル
エマワトソンとトムハンクスの共演が話題の映画です。
朝から寝るまで、スマホやパソコンから離れられない現代人。
中でも、FacebookやTwitterに代表される SNS は無くてはならない存在に
そんな今の時代だからこそのストーリー
GoogleやApple、Microsoftを足したような、巨大企業が舞台となっていますが
SNSの利便性と、その逆の闇の部分など・・・・
最近は邦画を多く観ていたので、細かい展開や
ラストシーンに於ける盛り上がりの面では?
これから観る方も多いので、ネタバレは止めておきますが
少し物足りないのかな・・・・って 感想です。
それでも、やっぱり映画って いいいですよね~
このタイトルを見て
すぐにピンと来る人は・・・・・
やっぱり絶対に観るんでしょうね(笑)
ご存知 アウトレイジの三作目にして最終章
世界のキタノ監督作品ですが
当初は国内での評価が低くて、客入りも悪い作品ばかりでしたが
フランスを始めとする海外での評価が高まり
このアウトレイジシリーズの配給はワーナー・ブラザーズ映画
先週の封切では首位を獲っている作品です。
毎回男優さんしか出ないのが特徴で
※ストーリー上に必要な無名な女優さんは出ていますが・・・・
まさに、男と男のぶつかり合い・・・そんな映画です。
今回も個性派の名優が参加していて
ピエール瀧、大杉連が重要な役どころで出演。
原田泰造も出ていますが・・・・個性が出てなく残念(笑)
ベテランの西田敏行、塩見三省は
病明けと、歳をとってきたせいか
前回のビヨンドに比べると、少し迫力が・・・
西田敏行は、先週にナミヤ雑貨店の奇蹟を観たので
流石の役者ぶりに感心です。
アウトレイジといえば暴力ですが
実は仲間内、いわゆる 玄人 同士の壮絶なシーンはありますが
一般人を巻き込んだ暴力はありません。
先週のアメリカラスベガスや、世界各国でのテロ
日本国内でも、親族などのあり得ないような事件・・・・
今や、事実は小説より奇なり・・・・の遥か上をいく時代。
映画のフィクションを超えたNYのテロなども代表的ですが
罪のない人たちを、理不尽な暴力で・・・・
そこから考えて観ると
映画の暴力シーンは、たけしが向かうところ敵なしなので
ある意味、時代劇のチャンバラごっこのような描き方です。
シーンの数々は、決して良いイメージではないにしろ
この世界に入ると、「こんなつまらないことで命を落とすよ」
だから、暴力は映画の中のフィクションだけにしよう
そんなメッセージもあるのかと解釈しています。
ラストシーンも気になると思いますが
想定内? 想定外?
どちらに転ぶかは、劇場でどうぞ・・・・
忙しい合間に
暫しの憩いの時間を過ごせるのが映画。
仕事終わりで観たのは
東野圭吾原作の
ナミヤ雑貨店の奇跡。
ジャニーズの山田涼介君が主役となっていますが
物語の主軸にベテラン西田敏行。
若手の俳優陣と
萩原聖人、小林薫、尾野真千子が、いい味を出しています。
ストーリーは1969年当時の、どこにもあるような下町の雑貨店から
そこから1980年と、2012年をつなぎ合わせて物語が進んでいきます。
いろいろなエピソードが絡み合い
やがて一つの線に・・・・・・
ほのぼのとした内容も織り交ぜていますが、ミステリーの要素もあります。
1969年は私が12歳
1980年は23歳
2012は55歳
自分自身が記憶にある時代背景ばかりなので
ストーリーと時代背景が無理なく理解できます。
映画のレビューを観ると、基本知識として理解が出来ていないと
映画に入っていけない場面も多いのかと・・・・
これは映画を観る上では、常に世代間のゼネレーションギャップはあるので
それを含めて、何を描こうとしているのか?
今の時代だからこそ、多様化の時代だからこそ
象徴的なシーン
携帯でネット検索する場面と
便せんに書かれた手書きの手紙
デジタルとアナログの対比だけではない何かを感じます。
変わっていく時代や、無くしたものを描きながらも
実は、昔も今も、全く変わらないもの
あえて言えば、変わってはいけないもの
それは、モノとして見えるものではなく
自分自身の心の中にこそある、大切なものではないでしょうか?
西田敏行演じる雑貨屋の店主。
お節介かもわからないし、誰も求めていないのかも知れない
しかし、それでも思いの丈を丁寧に綴る
人生の終焉を迎える時にその答えが・・・・
この続きは、映画化館でどうぞ
お休み前夜の楽しみ
司馬遼太郎の原作を
原田眞人監督が脚本して、壮大な映画に仕上がりました。
関ケ原の戦いに至るまでの当時の状況・
豊臣秀吉の晩年における蛮行と、家臣や諸大名のせめぎ合い。
そして、いよいよ西軍 石田三成、東軍 徳川家康を旗頭として
関ケ原の盆地で繰り広げられた、天下分け目の戦
子供の頃、伊吹山ドライブウエィーの帰り道に寄った
関ケ原ウオーランド
今も当時のままに荒野のようなところに
武将たちの人形が作られていて
壮絶な戦いの残像が・・・・・正直、子供の頃は怖いだけでした。
描かれる謀略や、悲惨な戦国の世の日常など
今までの映画より、一歩踏み込んだ絵も多かったようです。
主役の 石田三成に岡田准一、対する徳川家康に役所広司。
架空の忍び 初芽 に有村架純
印象に残ったのは、石田三成の家臣、島左近を演じた 平岳大
お父さんの、平幹二朗の息子さんですが
顔つきが、そっくりになってきて驚きました。
有名な関ケ原の合戦シーンは
こだわり抜いた映像で見せていて
ラストサムライを凌駕する見ごたえです。
勇壮な戦いばかりではなく
実際の戦に近い演出が多いのだと思いました。
戦況は五分五分の人員配置ながら
有名な小早川秀秋(役者は 東出昌大)の裏切りにも一工夫
東軍に内通した裏切りや寝返り
最終的には8対2の戦況となり、日本史を変えた戦いは終わりました。
ここで西軍が、まともに戦っていたら?
その後の徳川幕府は生まれず、太平の世の江戸時代も無く
ひょっとしたら、戦乱の世が果てしなく続いていて
やがて、その他のアジア諸国のように
欧米列強の植民地になっていたかも・・・・・
そう考えると、歴史とは不思議で、奥の深いものですね~
よほど歴史書を読んでいるいる人でないと
全ての登場人物と、時代背景を理解できるのは難しいので
いつもはネタバレで、観た後から読むようにしているパンフレット
これは事前に予習されることをオススメします。
レビューを見ていて多かったのは
セリフの早口と、方言(特に太閤と北政所の尾張弁※名古屋弁)が解りづらい・・・
これは、地元の私達でも、年配でないと全部聞き取るのは難しいかと
しかし、そこを描写することで、天下人になって尚、庶民と変わらない秀吉らしさかと
あとは、映画館でどうぞ