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家族とは?

2018-07-11

今日の映画

今日は話題の映画

焼肉ドラゴン

大泉洋が番宣でよく出ていたので
かなりコメディー色が強いと予想していたら・・・・

時は1969年からスタート。
戦後24年で、世は高度経済成長期の関西のとある場所。
その時の私の年齢は12歳で、劇中の登場人物の一人と同年代。

翌年は1970年で、アジア初の万国博覧会が大阪で開催。
物語の殆どは、焼肉ドラゴンを営む在日の人々の日常です。

それぞれの家族が、貧しく、様々な問題を抱えていますが
戦後の日本人も経験したような、苦難な道を精一杯生きていきます。

その当時の時代背景も描かれていますが
この物語では、バラック屋根の焼肉ドラゴンのお店の中を中心に
舞台劇のような演出が続きます。

脚本、演出、監督も在日の方なので、リアルな体験も含まれているので
日本人の側から見ると・・・・少し違和感を感じる流れもありますが
それもこれも含めて、一つの家族の絆を感じさせます。

先日見た  万引き家族
現代の日本の家族の形を通して、病巣を鋭く描いていて
赤の他人同士なのに、一つの家族を構成するお話。

一方焼肉ドラゴンは、複雑な家庭環境ながら
家族の姿を角度を変えながら見せていきます。

エンディングのシーン
それぞれの道を歩む家族の想いのこもった素敵な表情が印象的です。
韓国と日本の俳優陣が、素晴らしいコラボレーションで
オモニ(お母さん)アポジ(お父さん)のリヤカーの後ろ姿は、目に焼き付きます。

家族や夫婦の深い愛情
これは国籍や人種の違いではなく、人類普遍の姿ですね
見終えた後に、心地よさの余韻が残る映画でした。

 

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