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マスコミでも報道されていますが
アメリカが中国に対して関税を大幅にアップしたら
中国も負けていないので報復関税を掛けました。
グローバル経済と言われてもピンと来ないのですが
世界一位と二位の経済大国の経済戦争と言われれば恐ろしい気がします。
その昔、G7先進国首脳会議の参加国を始め、経済は圧倒的に西側諸国が有利でしたが、ソ連からロシアになって国力が落ちたのと対照的に
中国は広大な土地と、多くの人口によって、ここ20年の成長率は群を抜いています。
しかし、共産党の一党独裁、マスコミ始め言論統制もあり
とても自由な国とは呼べないのが現実です。
工業製品を中心に、世界の一大生産地として飛躍してきましたが
知的財産の問題や、中国の特殊な法律の形態などで
進出している企業なども、コストというメリットを享受しながらも
様々な分野での不正競争などのデメリットも多くなってきたようです。
それまでの後進国から発展途上国への階段を駆け上がり
今や、アフリカ中心に諸外国への援助を隠れ蓑にした、一帯一路の戦略もあり、世界中の国々が中国を警戒し始めたところですが・・・
中国の経済パワー抜きには世界経済が回らないのも事実なので
どこの国も言いたいことが言えないのが現実。
しかし、トランプ大統領の登場で状況が一変。
オバマ政権が決めていたTPPへの不参加も独断で決めるなど、協調性のない一国主義に邁進していますが、今、中国をけん制できるのはトランプ大統領しかいないのも事実ですね。
関税の掛け合いは、お互いの国だけではなく、日本を始めとする全世界に影響が出る恐れがあり、株価など投資家の心理もマイナス方向へ向かいます。
その昔、戦後に急速に台頭した日本。
その後のバブル崩壊や、リーマンショックを経て
低成長と言われながらも、今の安定した社会を形成しています。
ブライダル業界は、典型的な平和産業。
リアルな戦争はもちろんですが、経済戦争も不安定な要素です。
国内では夏の参院選から秋の消費税アップ。
今年一年は先行き不透明な気配ですが
令和の新時代が、明るい年になりますように・・・