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店頭でお客様にご説明をさせて頂く内容で
特に多いのが、見積もりの見かたです。
以下は、以前にブログに書いた内容ですが
何度でもお伝えしないといけない内容ですので
改めて、今日のブログに書かせて頂きました。
見積もりのスタイルで新婦様と新郎様が別々の場合もあれば
新婦様衣裳2点、新郎様衣裳2点で○○万円。
例で言いますと・・・・40万(税別)とします。
しかし、実際にご試着に行かれると
衣裳が4点なら、40万以内で選べる衣裳を新郎新婦様ともに、希望される衣裳アイテムを一通り試着してみるのが当たり前です。
何故なら、電気店に行って、4点セットで40万としたら
テレビにしろ、冷蔵庫にしろ、該当するアイテム中から個別に選択。
間違っても、テレビのみを決めて、他は見ないで購入を決定されるお客様はいない筈です。
なのに・・・・人生で初めての買い物となる衣裳選びでは
ウエディングドレスしか試着していないのに、お店の担当者の人から仮押さえという名の 本契約 を強要されます。
セットプランですから、後から内容も替えられますから大丈夫ですの言葉を信じて、まだ気に入っている訳ではありませんが、取りあえずサインしてしまうケースが多く見受けられます。
※セットプランも、組み合わせ自由の商品が明示されていて、尚且つ、後日の追加金額が、条件無しで発生しないのであれば安心なので、全商品のご試着がなくとも、お客様がご納得されていれば、ご契約をされても問題はないと思います。
40万円セットも実際には、ブランドもの、新作などで殆どの衣裳が単価アップで、後日、小物合わせ時に追加される金額を合わせると、初期見積りの40万円の1.5倍から2倍になることも珍しくありません。
40万セットはいいとして、40万円のセットプラン内で選べる衣裳が、置いてあるうちの何パーセントなのか?
実際には、殆どの商品が追加金額が発生することが多く、最初のセットプランは、あくまでも最低金額であって、平均金額とはかなり開きがあります。
それなら、衣裳1点毎の レンタル価格(単価)が明示されていて、4点なら、その合算金額がしっかりと出ていて
そこから、お値引き額はいくらか? 小物合わせ時に追加される金額はいくらか?
このやり方の方が、絶対に分かりやすく、お客様にとっては、普段買い物をされているやり方と全く同じ計算式なので、各社の比較が一目瞭然です。
例 40万のセットプラン
ウエディングドレスの追加金額5万
和装・色打掛の追加金額3万
後日の小物合わせ
買取のドレス用インナー2万
買取の挙式用のサテングローブ5千
買取、又は追加レンタル料が必要なベール1万
追加レンタル料が必要なヘッドアクセ5千
追加レンタル料が必要なネックレス、イヤリング5千
和装の小物、ハコセコセット、髪飾りなど 1万
その他、お店によって保険料1万×点数
その他、お店によってクリーニング代1万×点数
新郎様
プラン対象外の追加1万
買取のドレスシャツ 5千~8千
グローブ、サスペンダー、カフス、アームバンドなど小物1万
その他、お店によってはシューズのレンタル料が必要な場合も
これを、ざっと足してみると55万円程度にはなると思います。
実際には、プラン対象外の衣裳レンタル料が、もっと発生するので、
凡そですが、ドレス・和装2着で50万、タキシード・紋付2着で15万程度になるので、65万~75万という方が多いようです。
それが高いか、安いかはお客様の考え方にもよりますが
少なくとも、当初の見積もりの40万からは程遠い金額になっています。
セットプランは本来お客様にとって分かり易いものである筈が、極めて難解な見積もり方法になっているのは?
これはお客様の為ではありません。
売り手側の都合
①初期見積もりを抑えて見せたい
②他店との比較を避けたい
③追加料金を入れた見積もりを最初から出したくない
④お客様にとっては難解な方法にしたい
車を買う時に
上記のような見積もりを出すセールスマンがいたら
絶対にそのようなお店では買わないどころか、他の知人にも勧めません。
こうしてみると
いかにブライダルに於ける
衣裳レンタルの初期見積もりや、その後の試着時の見積もりに不備や、疑問があることに気づかれる方も多いかと思います。
急がせる、詳しい説明を避ける
そんなお店で、信頼の於けるサービスを受けられますか?
一生に一度の大切な衣裳選び。
しっかりと見極めて衣裳店をお選びください。
今日のYahoo!ニュースから
コンビニ最大手セブン―イレブン・ジャパンは17日、弁当など消費期限の近づいた食品の購入者に5%分のポイントを提供する還元策を、今秋から国内の全約2万店で始めると明らかにした。実質的な値引きで売れ残りを抑え、食品廃棄を減らす狙いがあり、定価販売を重視してきた方針の修正となる。ローソンも同様の還元策を6月から愛媛、沖縄両県で実験し、全国展開も検討すると発表。業界で価格戦略の見直しが進みそうだ。
セブンが対象とするのは弁当やおにぎり、麺類、パンなど期限が数時間から数日先の商品を中心に約500品目。期限まで残り4~5時間になると5%のポイントを付け、購入を促す。
※今回の伏線として、一人のコンビニオーナーの営業時間の見直し要求から始まっています。
今まで、巨大組織のコンビニ各社と、殆どが零細企業、又は個人商店のコンンビニーオーナーの力関係は 天と地 程の開きがありました。
※もちろん、今後もその関係は大きく変わらないと思いますが・・・
従業員がどれだけでも確保できた20年前と違い
先日のZOZOTOWNの時給1300円のように、今や人手不足が企業の存続を左右する時代になりました。
コンビニの便利さ、商品の鮮度維持
便利になり過ぎた世の中にあって、結果として膨大な食品の廃棄ロス。
しかも、その負担はコンビニ店が全額負担。
コンビニ店舗の増加と、あっという間の閉店。
OPEN当初の品ぞろえも、みるみるうちに浅い品ぞろえに
本当に無駄、無理の連続のような感じも見受けられます。
今回の値下げ容認がどのようになっていくのか?
営業時間も短縮になっていくのか?
その昔、1974に日本一号店が豊洲に
私が初めて見たのは長野市で、1977年(昭和52年)頃でしょうか?
名前の通り、朝7時から夜11までの営業時間。
今の24時間営業から見れば、早いな~って思うかも知れませんが
その当時、商店街のお店は遅くても20時まで
デパートに至っては、百貨店法という法律で18時までの営業しか認められませんでした。
そんな時代に、コンビニの営業時間の長さは画期的で
コンビニの本家のアメリカを凌ぐほどに、日本でコンビニ業態が発展しました。
スーパーも、中内功社長率いるダイエーが、元旦営業をぶちあげて
今の、お正月も当たり前に開いている先駆けとなりました。
今回の出来事は正に、蟻の一穴のように
※本来の意味と少し違いますが・・・・
一個人経営のコンビニオーナーの孤軍奮闘が
やがて大きな流れを変える、分水嶺のような象徴的な出来事になるかも知れませんね
そう思うと・・・・
ブライダル業界の様々な矛盾も、決して諦めることなく
声を上げていくことが、お客様を守る為にも大切だと思います。
先週末にご結婚されたお二人から、素敵なお写真を沢山送って頂きました。
お父様とのバージンロード入場
甥っ子さん姪っ子さんと共に
アンテプリマのヨーク付きのプリンセスライン
お天気も良く、ガーデンでのシロップをかける
(垂らしこみケーキ)
カジュアルな雰囲気がバッチリ
笑顔溢れる共同作業
お色直しは同じくアンテプリマのサックスのキラキラドレス
ヘアパーツも色目を統一して
バルーンリリースを
おふたりからのメッセージ
この度はありがとうございました!
ドレスはどちらも大好評で
旦那さんのお姉ちゃんの子供たちも
「大きくなったら、同じのを着たい!」
とまで言ってくれて、大満足の一日になりました。
私からのメッセージ
この度は、DUE NEGATIVO をご利用頂き、誠にありがとうございました。
どのお写真も、お二人の笑顔が溢れて、素晴らしい一日になりましたね
おふたりの末永いお幸せを、心よりお祈りいたします。
ひと昔前なら若い人しか知らなかった
ZOZOTOWN
名物社長(笑)のマスコミへの露出によって
昨年からは日本中の人が知る存在に
ゾゾスーツや、1億円プレゼント企画などで
次々とTwitterなどのSNSを駆使して、かなりの展開を仕掛けていましたが
一律のセール (10%OFF) などで、一部ブランドの離脱があり
マスコミは一転して、時の人からZOZO離れが加速!と
その評価は色々とありますが
それまでネットでアパレルを販売するサイトはありましたが
Amazon、楽天なども、あくまでも実用品若しくは、低価格品中心でした。
何故なら、高級品はお店で試着する、サイズの問題があるなど
アパレル業界に居る人なら、必ず壁に当たるだろう・・・
その先入観を、独自の採寸システムの構築などや在庫を持つことで見事にクリア!
私がアパレルを離れて20年。
その当時では予想も出来なったネットでの販売が根付いています。
しかし、いくらネットで販売しても、ロボットの導入をしても
出荷業務などの人的なパワー無しでは、絵に描いた餅に終わります。
どの業界も最大の悩みは 人手不足
いわゆる時間給は最低賃金が決められている中、平均的には900~1000円でしょうか?
そこでいきなり 時給 1300円
これはインパクトがありました。
募集から3日間で2000人の応募が
これは周りの企業では大弱りでしょうね
何しろ、100円上げるだけでも人件費の負担が増えるのに
いきなり300円とは
今の時代、極端な事を仕掛けないとダメなんでしょうね~
300円の時給アップも、広告費に換算すれば
既に元は取ったも同然だと思います。
いやはや、転んでもただは起きぬ
新進気鋭の経営者だけのことはあります。
SNSであっという間に拡散する時代
今回の1300円がどう波及していくのか?
サービス業も人手不足が深刻なので、大きな課題が山積しています。
まあ、うちは個人経営なので、従業員さんはいませんが・・・・
マスコミでも報道されていますが
アメリカが中国に対して関税を大幅にアップしたら
中国も負けていないので報復関税を掛けました。
グローバル経済と言われてもピンと来ないのですが
世界一位と二位の経済大国の経済戦争と言われれば恐ろしい気がします。
その昔、G7先進国首脳会議の参加国を始め、経済は圧倒的に西側諸国が有利でしたが、ソ連からロシアになって国力が落ちたのと対照的に
中国は広大な土地と、多くの人口によって、ここ20年の成長率は群を抜いています。
しかし、共産党の一党独裁、マスコミ始め言論統制もあり
とても自由な国とは呼べないのが現実です。
工業製品を中心に、世界の一大生産地として飛躍してきましたが
知的財産の問題や、中国の特殊な法律の形態などで
進出している企業なども、コストというメリットを享受しながらも
様々な分野での不正競争などのデメリットも多くなってきたようです。
それまでの後進国から発展途上国への階段を駆け上がり
今や、アフリカ中心に諸外国への援助を隠れ蓑にした、一帯一路の戦略もあり、世界中の国々が中国を警戒し始めたところですが・・・
中国の経済パワー抜きには世界経済が回らないのも事実なので
どこの国も言いたいことが言えないのが現実。
しかし、トランプ大統領の登場で状況が一変。
オバマ政権が決めていたTPPへの不参加も独断で決めるなど、協調性のない一国主義に邁進していますが、今、中国をけん制できるのはトランプ大統領しかいないのも事実ですね。
関税の掛け合いは、お互いの国だけではなく、日本を始めとする全世界に影響が出る恐れがあり、株価など投資家の心理もマイナス方向へ向かいます。
その昔、戦後に急速に台頭した日本。
その後のバブル崩壊や、リーマンショックを経て
低成長と言われながらも、今の安定した社会を形成しています。
ブライダル業界は、典型的な平和産業。
リアルな戦争はもちろんですが、経済戦争も不安定な要素です。
国内では夏の参院選から秋の消費税アップ。
今年一年は先行き不透明な気配ですが
令和の新時代が、明るい年になりますように・・・