岐阜のウエディングドレス、タキシードの貸衣裳はドゥエ・ネガティボ

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持込み料 高騰!

2019-07-11

DUE NEGATIVO INFO

ご来店されるお客様に、式場さんへの衣裳持込み料をお尋ねするのですが

 

10年前には高くても3万円だったのが
5年前には殆どの式場さんは5万になり。

3年前には7万円のところが出現したかと思えば・・・
昨年度にはついに  10万!

平均的な花嫁さんが、挙式本番に着られるのはドレス2点

と言うことは

何と持込み料だけで20万

それに10月からの消費税10%を入れると22万
絶望的な数字になります。

しかし、本来持込み料は、衣裳の保管料名目であったはず
挙式日の1~2日前から、当日までしっかりと保管管理して頂くことは必要です。

そうした経費としてなら
精々、1点あたり1~2万が限度でないでしょうか?
最も、保管して頂かなくて、当日持参すれば保管料は不要なはず・・・
なんて理屈は通る筈もなく。

今やネットの時代なので
少しGoogle検索すれば、持込み料やらブライダルの仕組みやら出てきます。

どの業界でもそうだと思いますが、最初は規制を掛けていても
同業者や、新規参入者との競合により、必然的に規制や、理不尽な慣習は排除されていきます。

しかし、先日も書きましたが、こと冠婚葬祭の業界は閉鎖的で
悪い意味で、赤信号みんなで渡れば怖くない・・・的な

もしも新郎新婦が、たまたま訪れた外国人で
そのカップルが、日本でハウスウエディングを挙げたい
もちろん、自分で選んだ衣裳を持ち込んで

その人に、持込み料20万頂きます! って真面に説明出来るでしょうか?
恐らくですが、その場合は応相談というグレーな対応で許可すると思います。

それが、この国に生まれて、一生懸命お金を貯めて結婚式を挙げてくださるようなカップルに対しては、規約ですので・・・だけで押し通せるのでしょうか?

持込み料という障壁を設けなければ、お客様に自社の衣裳室を選んでいただけないような、品ぞろえや価格帯に問題があるのではないでしょうか?

持込み制限が全て悪で有るわけではありません。
お客様の持ち込まれた衣裳が、余りにも粗悪で、実際の披露宴で支障を来す可能性がゼロとは言いませんが、それこそ、それは持ち込まれたお客様の自己責任だと思います。

従って、持込みの意味、持込み料金の説明、そしてご納得
これらを、式場さんへの会場申し込みの際に、理解されるまで説明する責任があると思います。

それがなくて、曖昧な説明や本来の金額とは程遠い衣裳のセットプランなど、お客様が衣裳選びを始めてから、初めて気づくような事が多いようです。

先日の式場さんの炎上問題ではありませんが
今後、納得のいかないお客様から、ネットを通していきなり拡散される可能性もあり、式場さんの立場を守る為にも、公明正大な規約を明示する必要があり、そうしたことを避けて通る式場は、どれだけイメージ広告が上手くても、上場している有名企業でも、やがて敬遠されるような時代になると思います。

私どもでは、お嫁んさんに決して諦めて欲しくないので
持込み料の全額負担のキャンペーンをしています。

高額な持込み料でも、尚、持込みされる式場さんは
今後も果てしない持込み料の高騰を続けるのでしょうか?

 

お客様第一主義、お客様満足度優先っていうスローガンがあります。
本当の意味を考えて使って欲しいものです。

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