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罪の声
公式ページから引用
小栗旬×星野源。人気と実力を併せ持つ今の日本エンタメ界を牽引する2人が映画初共演となるこの秋最大の注目作『罪の声』。原作は、2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得するなど高い評価を得た塩田武士のベストセラー小説。フィクションでありながら、日本中を巻き込み震撼させ未解決のまま時効となった大事件をモチーフに綿密な取材と着想が織り交ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティに溢れ、大きな話題を呼んだ。
昭和の未解決大事件と聞いて思い出すのは?
古くは 1968年の 3億円強奪事件
そして1984年の グリコ・森永事件
私が結婚した年ですから、かなり前の事ですが
社会を混乱に陥れたという点では、オウム真理教に匹敵する事件でした。
映画はこれをモチーフに描かれています。
基本はフィクションなのですが、事件と同じ史実も描いているのでリアリティがあります。
大人の事情と、大人に翻弄される子供
当時の社会情勢を知らないと理解できない部分もありますが
この原作小説を書いたのが、当時は5歳の子供だった塩田武士というのも驚きです。
脅迫状に自分自身の声を使われたテーラーの二代目主人星野源
このテーラーのシーンが程よくストーリーに織り込まれているのも絶妙。
小栗旬演じる新聞記者も、押さえた演技が光っています。
事件の核心部分というより
それを取り巻く人間模様を中心に物語は進行するので
しっかりとセリフを聞き漏らさないように鑑賞ください。