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題名は実在の大名の物語ですが・・・・
姫路藩主の松平直矩は、幕府から豊後・日田への国替えを命じられ、度重なる国替えで財政が困窮している上に減封と、藩最大のピンチに頭を抱えていた。ある日、人と交わらずにいつも本を読んでいて「かたつむり」と呼ばれている書庫番の片桐春之介(星野源)は、書物好きなら博識だろうと、国替えを仕切る引っ越し奉行に任命される。
実際の主役は、架空の人物と思われる 書庫番の片桐春之介です。
幕府の命令で有無を言わせず、殿様始め、すべての武士が異動となるので、現代の会社員の転勤とはスケールが違います。
それは大変で、時間も費用も膨大だったのは想像出来ますが、それこそ引っ越し屋さんなしで、姫路から大分、大分から山形とか想像できませんね(笑)
しかも、生涯に7回です!
かなりコメディータッチなシーンやせりふ回しはありますが
史実にも基づいていることもあり、幕府のパワハラに耐える、地方の大名の哀しさを表に、その裏では、家臣の並々ならぬ努力と忠誠心が描かれています。
出演の役者さんもそれぞれがいい感じです。
※ピエール瀧が出ていたのは驚きましたが・・・
やはり、役者としては良い味出ています
是非とも劇場でご覧になってみてください。